販路を確保する方法【上級編】

さて、いよいよ商談が始まります。野菜の収量が多く見込める場合、スーパーや市場の業者に卸すことになるでしょう。それらを詳しく説明していきます。

1. 買い取り業者(卸業者)

スーパーに出したい場合、一番早いのがその店舗に飛び込み営業をし、仲介業者を紹介してもらうやり方です。その後、そのバイヤーさんと商談になります。

もう一つは、コストがかかりますが、展示会に出ることです。特徴やこだわりなどアピールポイントがあればほぼ決まります。

商談で聞かれること
  • 全体収量
  • 一週間に何回納品できるか?
  • 一回の納品でいくつ(袋)、何kg(箱)持ってこれるか?
  • 値段(卸値)
  • 指定した納品場所に持ってこれるか?
  • メリット
  • すぐに現金化できる。
  • 大量に買い取ってくれる。
  • 収穫不良なども理解して対応してくれる。
  • デメリット
  • 収穫不良でも納品ゼロにはほぼできない。してはいけない。
  • 2. 産直通販業者

    展示会やホームページがあると、それを見て向こうから営業されることがあります。お客さんからインターネットで注文をもらい、農家さんに発送指示を出し直でお客さんに届ける仕組みです。

    商談で聞かれること
  • 全体収量
  • 商品内容
  • 販売期間
  • 値段(卸値)
  • 配送料
  • メリット
  • 楽天やYahooなどのショッピングに維持費なしで閲覧できる。
  • 集客は業者がやってくれる。
  • 注文が入った際、伝票データが送られてくるため印刷するだけ
  • デメリット
  • パソコン業務が増える
  • 発送用段ボール・資材のコストがかかる